大阪府、産廃運搬車両の広域路上検問

国内大阪府は9日、島本町の国道171号線京都方面車線にある国土交通省管轄の「水無瀬（みなせ）車両計量所」で産業廃棄物運搬車両の路上検問を実施した。京都府、奈良県、環境省などと合同で実施した。

産業廃棄物を運搬している車両に対し、運搬内容や廃棄物の発生場所、運搬先、マニフェストなどの必要書類を携帯しているかなどを調べたほか、不正軽油の調査として軽油の抜き取りも行った。

10台の路上検問を行った結果、3台が運搬書類の不携帯や「産業廃棄物収集運搬車」の表示をしていなかった、マニフェスト不携帯・記載不備、収集運搬業許可証の写しの不携帯――など、廃棄物処理法の規定に違反していた。府は今回の検問で違反をした車両に対し、「必要な指導をしていく」としている。