近鉄エクス、ガバナンス強化へ役員体制変更

ロジスティクス近鉄エクスプレスは15日、ガバナンス強化に向け6月27日付で役員体制を変更するなどの組織改正を発表した。

経営と執行の分離をより明確にするため、執行役員制度を改定。各本部・部門の責任者を執行役員とし、執行役員へ責任・権限の委譲を行うほか、経営判断の迅速化などの強化を目的に現在16人の取締役を9人にする。

また、総務部を「企画総務部」に、経理部を「財務経理部」に、通関監理部を企画総務部傘下とし「通関監理室」にそれぞれ変更する。

重層組織からフラット組織へ改組するため、グループ経営戦略本部を廃止し同本部が行っていたグループ管理業務、権限を極本部、企画総務部、人事部、財務経理部へ委譲するほか、コーポレートセールス&マーケティング本部を「コーポレートセールス&マーケティング部」へ変更、フォワーディング事業本部を廃止してコーポレートセールス&マーケティング部傘下とし「フォワーディング室」へ変更、グループオペレーション戦略本部を廃止し同本部が行っていた業務を情報システム部へ移管する。

このほか、同日付で実施する役員人事は次の通り。