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石油統計速報

8月の原油輸入量、サウジで3割増

2017年10月2日 (月)

調査・データ資源エネルギー庁がこのほど発表した8月の石油統計速報によると、原油輸入量は1579万キロリットル(kl)で、前年同月比0.1%減少したことがわかった。

輸入量はサウジアラビア(667万kl、38.4%増)、アラブ首長国連邦(433万kl、7.4%増)、クウェート(98万kl、2.3%減)、カタール(88万kl、43.2%減)、ロシア(75万kl、38.3%減)――の順で多かった。

同月の中東依存度は87.8%で、前年同月に比べて3.1ポイント増と5か月ぶりに前年を上回った。

燃料油の生産は1514万kl(1.9%減)と前年を下回った。油種別では、ナフサ、灯油は前年を上回ったが、ガソリン、ジェット燃料、A・B・C重油は前年同月を下回った。

燃料油の輸入は287万klで2.3%増。輸出は323万kl(4.2%増)で2か月連続で増えた。

国内販売は1409万kl(0.8%減)。油種別にみると、ナフサ、ジェット燃料油は前年を上回ったものの、ガソリン、灯油、軽油、B・C重油は下回った。在庫は1044万kl(2.6%減)で3か月ぶりに減少。ガソリン、A・B・C重油は増加したが、灯油ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油は減少した。