阪急阪神エクス、新社長に谷村氏内定

▲谷村和弘取締役執行役員東日本営業本部長兼第一営業部長

財務・人事阪急阪神エクスプレスは1月31日、岡藤正策社長が4月1日付で会長に就任し、後任の社長に谷村和弘取締役執行役員東日本営業本部長兼第一営業部長が昇格するトップ人事を発表した。

谷村氏は1960年3月13日生まれ。1983年4月に同社の前身である阪急交通社へ入社し、西日本営業本部第一営業部長、取締役執行役員東日本営業本部長など経て、17年4月から現任。

トップの異動について同社は、阪急阪神ホールディングス体制のもと、中核会社として5年が経過し、ことし10月には発足10年を迎えることから、「将来を見据えて新たな経営体制を整備し、さらなる成長に向けてスタートを切る」と説明した。

また、同日付で本部・部の再編統合を実施する。

「コーポレート統括本部」を廃止し、経営企画部と「新設のシナジー推進部」を担当する取締役を選任し、社長直轄とする。「グローバル統括本部」を「経営管理本部」に改称し、社長直轄だった情報戦略推進部を傘下に含める。「海外営業本部」を「グローバル事業推進本部」に改称し、「アジア統括本部」と統合する。

このほか、タスクフォース推進部を「グローバルセールス部」に改称し、グローバル事業推進本部に移管。海外マーケティング部を「市場開発部」に変更。営業戦略部を「営業管理部」にそれぞれ変更し、東日本・西日本それぞれの営業本部管理課を統合する。欧州極を「EMEA極」に改称する。

これら組織変更を含む同日付で実施する社長・会長を除く役員・幹部社員人事は次の通り。