ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

商船三井、熱中症対策にファン付作業着試験導入

2018年4月9日 (月)

▲左右の脇腹附近に取り付けたクーリングファンから冷気を取り込みつつ、作業着の膨張を抑えた構造

ロジスティクス商船三井は9日、帝人と共同で開発した「乗組員用クーリング作業着」を、商船三井近海の管理船に4月から試験導入すると発表した。

この取り組みは、乗組員の熱中症対策や作業負担軽減を目的に、商船三井近海が日本・中東航路で運航する1隻の貨物船で、酷暑下で勤務する乗組員用に、充電式のクーリングファンを取り付けて体感温度を下げる作業着を試験的に導入するもの。

クーリング作業着は、前面と背面を覆う2層構造の生地の間に外から空気を取り込み、作業着全体に行きわたらせることで衣服の膨らみを極小化し、クーリング効果により作業効率を向上することが期待されている。