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主要ドライバルク貨物、鉄鉱石輸入13%減少

2018年6月27日 (水)

調査・データ日本海事センターは27日、主要ドライバルク貨物の4月の荷動き状況をまとめ、公表した。同月は鉄鉱石の国内輸入が前年同月実績を13%下回り、2か月連続のマイナスとなった。

仕出地別ではオーストラリアが14.4%減、ブラジルが23.9%減少した。粗鋼生産は0.4%減少した。

石炭輸入は7.9%増加。原料炭が10.4%増、燃料炭が6.7%増加した。仕出地別ではオーストラリアが13.2%増、インドネシア25%減、カナダ28.3%増、ロシア8.1%増。鋼材輸出は5.5%減で、15か月連続の減少となった。

一方、中国では鉄鉱石輸入が0.8%増、石炭輸入は10.1%減となった。鋼材輸出量は0.2%減と21か月連続で減少した。なお、鉄鉱石・石炭輸入動向の仕出地別データについては、「中国側のシステム障害により現時点では入手不可」としている。