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NSU海運、外航・内航ともにドライバルク不調

2020年5月11日 (月)

財務・人事NSユナイテッド海運が11日に発表した2020年3月期の連結決算は、売上高1484億1500万円(1.8%減)、営業利益70億4000万円(21%減)、経常利益54億7900万円(29.6%減)の減収減益で着地した。

外航海運は、ドライバルク船が第3四半期まで前年度以上の実績を残していたものの、主要集積地である豪州・ブラジルの悪天候の影響と新型コロナウイルスの世界的な流行で大型船を中心に大きな打撃を受けた。

内航海運は粗鋼の減産や荒天の影響を受け、鉄鋼関連の原料輸送量が大きく減少。鋼材輸送量も前年実績を下回った。

今期の業績予想は開示を見送った。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/通期 [前年同期比]20/3/3Q [前年同期比]20/3/中間 [前年同期比]20/3/1Q [前年同期比]
売上高148,415 [-1.8%]109,978 [-5%]71,943 [-5.4%]36,244 [-3.2%]
営業利益7,040 [-21%]5,825 [-19.4%]2,904 [-39%]1,520 [-20%]
最終利益5,947 [-36.3%]5,791 [-17.3%]3,731 [-15.1%]1,171 [-2.7%]
売上高営業利益率4.7%5.3%4.0%4.2%