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物流センターの本命コロナ対策、受付管理と一体化を

2021年1月18日 (月)

サービス・商品ここ数年を振り返れば、物流センターの運営負荷は高まる一方だった。トラックドライバーの長時間労働が社会問題化し、センター前の待機車列(いわゆる荷待ち)が、やり玉に挙がるようになった。そこで登場したのが「バース管理システム」などのトラック入退場を管理するITサービスで、国土交通省や全日本トラック協会も利用を推奨する段階に入るなど、導入の機運が高まっている。

他方、新型コロナウイルスへの感染予防策も、物流センター運営の重要な課題に浮上してきた。ひとたび新型コロナウイルス感染者が出れば、いったん現場を止めて関係者の行動範囲を調査し、濃厚接触者の特定、関係箇所の消毒といった作業が発生することから、円滑に業務を再開するためにも対策は欠かせない。

これらは、センター運営に必要な環境整備への投資が増加することを示している。一つの対策で済むならまだしも、次々に迫られる対策コストはセンター運営の損益分岐点を引き上げ、運営会社の体力を奪っていく。

ならば―――と、バース管理と新型コロナウイルス対策を一体化し、リアルタイムな管理によって効率的なセンター運営をもたらす、さらには後に感染経路をさかのぼることにも活用できるITサービスとして登場したのが、「非接触検温発熱スクリーニング機能」だ。シーイーシー(東京都渋谷区)のバース管理サービス「LogiPull」(ロジプル)の1機能として追加された。

思い出してほしいのは、物流センターでトラックドライバーが人と接触する機会は、少なくとも「入場時の受付手続き」「車両の呼び出し時」「作業完了確認時」の3回ある、ということ。いずれも、LogiPullが効率化の対象とする領域であることに気づく。新機能はいかなるものか。

■LogiPullの既存機能を知りたい場合は過去記事参照

荷主企業に迫る物流崩壊リスク、回避へ対応急務

そもそも、LogiPullは物流センター運営の受付、呼び出し、作業確認といった作業を無人化・遠隔化してしまう基本機能を持つシステムで、このサービスを導入することで接触機会を減らすことにもつながる。ただ、せっかくLogiPullを導入して省人化・無人化を実現しても、受付で検温を実施しているとなれば、その要員が必要になる。

そこで、触れることで消毒液を噴射するのと同時に自動で体温データを取得するシーテック製の「ピッとシュ!」など2種の検温機器とLogiPullを連携させたのが、非接触検温発熱スクリーニング機能だ。

具体的には、入場時の受付・検温・アンケートの手間、接触機会、問診票の印刷や管理の手間をなくすため、受付に対応機器を設置し、検温と受付管理をセルフサービス化することが可能になる。トラックドライバーなどの入場者がすべきことは、画面の案内に従って問診に答え、検温を実施するだけ。体温を測定すると、許容範囲内であれば入場が認められ、範囲外の高熱となった場合は入場が規制されるとともに、担当者の連絡先が表示される。

バース予約管理、同実績管理、受付管理、車両入退場管理、車両誘導――というLogiPullの基本機能に、問診・検温機能を追加することで得られるメリットは大きく、感染防止策はもちろんのこと、氏名、電話番号、入場時刻に合わせて検温結果をデータとして管理するため、もし感染者が発生しても該当者の行動履歴をさかのぼり、対策に問題がなかったことの証拠として関係先に示すことができるようになる。

物流センターの省人化や無人化は、企業によって「どこまで取り組むか」の段階に差がある。一律の対策では「自社の事情に合わない」といった、ITサービスにありがちな懸念がある場合ならなおのこと、機能を柔軟に組み合わせて必要になった段階で機能を追加したり、柔軟にカスタマイズしたりできるLogiPullは物流センター運営の効率化を実現するための有力な選択肢になるだろう。

LogiPull(ロジプル)の詳細   非接触検温発熱スクリーニング機能の詳細
WEBセミナー「導入事例から見るバース管理システムの活用例」

■シーイーシー
設立:1968年
従業員数:2250人(2020.4月現在)
売上高:518億6000万円(2020.1月期)
ウェブサイト:https://www.cec-ltd.co.jp/

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(編集部) 

編集部/シーイーシー

編集部 

古本尚樹氏(防災・危機管理アドバイザー) 

編集部/エフバランス

編集部/鴻池運輸