武州製薬、美里工場内に高活性包装エリア開設

メディカル医薬品の受託製造を専門に手がける武州製薬（埼玉県川越市）は18日、同県美里町の美里工場内に、固形製剤の一次包装から対応可能な高活性包装エリアを開設し、月内にも運用を開始すると発表した。

▲封じ込めエリア廊下（出所：武州製薬）

高活性医薬品のうち固形製剤の包装工程に対応するため、工場内の一部をほかのエリアから隔離し、封じ込め設備、陰圧管理、洗浄排水の処理といった対応を施すことで、製品の交叉汚染を防ぐとともに、作業者の健康管理、周辺環境への影響に配慮した包装エリアとして改装した。

エリア内にはPTP包装（高速一連ライン）3系列、スティック包装1系列を設置するほか、アルミブリスター包装、瓶包装、少量規模の治験薬包装にも対応する。