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ロジクエスト、新システム導入で経費精算を電子化

2021年3月22日 (月)

ロジスティクスBEARTAIL(ベアテイル、東京都千代田区)は22日、提供するペーパーレス経費精算システム「RECEIPT POST」(レシートポスト)が、トラック運送事業やバイク便事業などを展開するロジクエスト(東京都千代田区)に採用されたと発表した。レシート処理・管理のペーパーレス化を進めるとともに、2022年に改正される、原本の即時廃棄を目指す「電子帳簿保存法」への対応を進めるという。

6000人のドライバーと300人の社員により、年間2万件に上っていたロジクエストの経費精算を、領収書を「スマホで撮って、捨てる(投函する)」だけの同システムでペーパーレス化する。撮影した領収書は専任オペレーターが99.98%の精度で入力を代行する。なお、これまでロジクエストでは、領主書を紙の申請書に糊付けし、各支店での回覧を経て本社で承認していた。

なお、BEARTAILは2021年中はレシートポストの提供に加えて、領収書の保管も代行。万が一の際に原本を確認できる安心感を持ってもらいながら、徐々に「撮って捨てる」に慣れてもらうという。2022年4月には完全な電子化に移行する見通し。