サンシーア、EC受注・倉庫管理の「SunLOGI」提供

サービス・商品サンシーア（東京都台東区）は9日、ECサイトの受注管理と物流倉庫管理の両方の機能を併せ持つ倉庫管理システム（WMS）「SunLOGI」（サンロジ）の正式リリースを発表した。1月に試験運用を開始していたもの。

同システムは楽天、アマゾン、Shopify（ショッピファイ）、BASE（ベイス）などとのAPI連携により、発送可能な受注の情報を、ECサイトから倉庫へリアルタイムで送信。倉庫側は受注情報を待つことなく出荷作業を開始し、配送ミスなどを減らすことができ、ECサイトの運営者は顧客対応や新商品開発など、売上増に向けた業務に注力することできる。WMSの使用料は倉庫が負担する。

同社は今後、新たな機能を順次追加する考え。また、中国企業が提供するAI倉庫ロボットの日本販売代理店を務める計画があることから、SunLOGIとロボットの連携により、出荷効率の向上に努めたいとしている。