中国XCMG、国連の輸送会議で持続的な輸送技術発表

国際中国の建設機械メーカーXCMGは19日、10月14日から3日間、北京で開催された「第2回国連グローバル持続可能な輸送会議」で、中国道路機械産業の最新技術の成果を発表した。持続可能な輸送技術など、物流に関する取り組みも紹介した。

5Gインテリジェントキャビンや無人技術、完全なライフサイクル・インテリジェント道路建設ソリューションについてプレゼンテーションを実施。持続可能な輸送、持続可能な開発をテーマに、グローバルな輸送の持続可能な開発に向けた具体的な解決策を提供。さまざまな輸送手段の機会と課題に焦点を当てて解説した。

XCMGの5Gインテリジェントキャビンは、ビジターがVRヘッドセットを介して、遠く離れた徐州にある無人ロードローラーをリアルタイムで遠隔制御する様子を紹介。会議で大きな注目を集めた。

XCMGは、道路機械はやや閉鎖的で孤立した性質を持つため、建設機械業界で最初に大規模な無人運転を実現するセクターとなる可能性があると強調。中国における持続的な輸送にかかるソリューションの開発について、サプライチェーンの管理や設計、研究開発、製造からバリューチェーン全体での再製造まで最適化した形で推進していく方針を示した。