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ZOZO、千葉と茨城の2拠点に再エネ由来電力を導入

2022年1月21日 (金)

環境・CSRファッション通販サイト「ZOZOTOWN」(ゾゾタウン)を運営するZOZO(千葉市稲毛区)は、2022年1月から物流拠点「ZOZOBASE(ゾゾベース)習志野1」「ZOZOBASEつくば1」の2拠点で、実質的にCO2排出量がゼロとなる再生可能エネルギー由来の電力を導入したと発表した。ZOZOの拠点の電力消費量のうち6割以上が再生可能エネルギーとなる計算で、環境配慮を意識した事業運営を社内外に訴求することで、企業価値向上につなげる。

(出所:ZOZO)

ZOZOグループは2021年4月、サステナビリティステートメント「ファッションでつなぐ、サステナブルな未来へ。」と「4つの重点取り組み」を掲げ、環境や社会に配慮した新しいファッションの世界の実現を目指している。

このたび「ZOZOBASE習志野1」と「ZOZOBASEつくば1」に導入する電力は、トラッキング付・FIT非化石証書が付与された実質再生可能エネルギー電気で、バイオマスや太陽光由来のエネルギーだ。「ZOZOBASE習志野1」では年間610万キロワット時の電力を使用しており再生可能エネルギー導入によるCO2削減量は2850トン、「ZOZOBASEつくば1」では年間600万キロワット時の電力を使用し再生可能エネルギー導入によるCO2削減量は2650トンに相当する。

今回の導入は、21年2月のZOZO本社屋への再生可能エネルギー導入に次ぐ取り組みだ。ZOZOはこれまでも物流拠点の賃貸及び運営を行っているプロロジスグループとともにZOZOBASEの全照明をLED化するなど、環境に配慮した物流施設のインフラについて協議してきた。ZOZOは、今回の再生可能エネルギー由来の電力の導入を契機として、今後も温室効果ガスの削減を目指すとともに、他の物流拠点においても再生可能エネルギーの導入を進めていく。