関光汽船、｢輸送の課題 解決方法・対策ブック｣公開

▲輸送の課題 解決方法・対策ブック（出所：関光汽船）

ロジスティクスSHKライングループの関光汽船（山口県下関市）は14日、様々な物流問題に対する解決策や長距離フェリー輸送の優位性をまとめた無料ダウンロード資料「輸送の課題 解決方法・対策ブック」を同社ウェブサイトで公開したと発表した。

働き方改革関連法により2024年4月1日から物流業界に生じると懸念されるトラックドライバー不足や輸送停滞などの「物流の2024年問題」をはじめ、国際輸送におけるコンテナ生産量の減少や中国発の貨物量急増にて発生しているコンテナ不足問題など、物流をめぐる問題への対応が急がれている。

関光汽船はこうした様々な物流問題や経営上のリスクに対して、輸送体制の見直しなど早急な対策を提示することで、長距離フェリー輸送のパイオニアとして日本の物流に貢献してきた知識を活用できると判断。フェリー輸送の有効性を踏まえた課題解決策をまとめて無料公開することとした。

リードタイムの短縮や輸送品質の向上など物流ビジネスの最適化についてまとめているほか、航空輸送のコストダウン策やRORO船・フェリー輸送のメリットなど様々な輸送モードの特徴や強み、さらにはモーダルシフトや共同配送など環境負荷低減の方策についても触れている。近年の物流業界をめぐるトピックとしては、2024年問題やコンテナ不足にかかる課題を取り上げている。

■関光汽船ウェブサイト「輸送の課題 解決方法・対策ブック」
https://www.kankokisen.co.jp/document/detail12/