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地域性反映で存在感、東海・北陸信越物流施設特集

2022年7月28日 (木)

話題LOGISTICS TODAYが物流企業や荷主企業を中心とする読者を対象に、業界を取り巻くさまざまなテーマにおける実態を調査する特集企画。今回は「物流施設特集-東海・北陸信越編-」と銘打ち、東海・北陸信越エリアにおける物流施設に焦点を当てて、進出動向や課題、求める機能などについて考察します。

<特集記事一覧>

名古屋市を中心とした大都市圏を構成し、自動車関連産業を基盤とした製造業が卓越した東海エリア。独自の地場産業が根付いた堅実な経済圏を構成する北陸エリア。さらに首都圏の影響力も受けながら幅広い産業で一定の存在感を示す信越エリア。高速道路網の発達やEC(電子商取引)サービスの普及もあり、物流拠点展開を手がける主役はかつての地場倉庫業者から大手不動産開発事業者へとシフトしているのが実情です。

物流拠点網における「地方の時代」を迎えている今、物流における新たな価値を創出する観点で注目を集めているのが、この東海・北陸信越エリアです。2大都市圏を中心とした輸配送拠点網を構築するかつての発想に加えて、地域特性を反映したよりきめ細かなネットワークを整備する動きが進むことにより、新たな物流サービスの提供を推進する取り組みが模索されています。

今回の特集は、東海・北陸信越エリアにおける先進的な物流施設開発の動きに迫るとともに、今後の地方における輸配送網のあり方を考える好機にもなるでしょう。社会に不可欠なインフラとして認知されている物流ですが、地域特性に応じたサービスの展開を考えるヒントになるかもしれません。ぜひ、ご一読ください。