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丸全昭和運輸2Q決算、貨物自と港湾運送がけん引

2022年11月9日 (水)

財務・人事丸全昭和運輸が9日発表した2023年3月期第2四半期の連結決算は、売上高が前年同期比6.4%増の699億5300万円、営業利益が16.7%増の62億6600万円、最終利益が23.1%増の45億7800万円と増収増益だった。地域によって事業動向に違いはあるものの、貨物自動車、港湾の各運送事業で全体的に取り扱い数量が増加。倉庫業も堅調に推移するなど物流事業がけん引した。

貨物自動車運送事業は、関東地区で日用雑貨が減少したが、住宅資材やタイヤが増加。中部地区はステンレス製品が減少したものの自動車部品が伸びた。関西地区は電力機器関連が増加して増収だった。

倉庫業は関東地区で自動車品や化成品、関西地区で電力機器関連や日用雑貨が好調だった。

港湾運送事業では、関東地区で青果物が減少した一方、鉄鋼原料や建設機械の輸出入、発電用原料、穀物が増えるなどした。鉄道利用運送は住宅資材、物流附帯事業は外航船収入で化成品や電極関連品がそれぞれ増加した。

通期業績予想は据え置き、売上高が1440億円、営業利益が138億円、最終利益が90億円を見込む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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