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名港海運2Q決算、海外好調で円安も寄与し増収

2022年11月10日 (木)

財務・人事名港海運が10日発表した2023年3月期第2四半期の連結決算は、売上高が11.3%増の437億1100万円、営業利益が14.1%増の35億7600万円、最終利益が5.8%減の22億9300万円だった。輸出貨物は機械、輸入貨物では雑貨の取り扱いが増加したものの、小麦が減少。海外の貨物取り扱いが好調だったほか、円安効果が寄与したが、外部倉庫の賃借料やエネルギー価格上昇による動力コストアップが響いて増収減益だった。

主力の港湾運送部門は船内作業が減ったが、沿岸作業が増加。倉庫保管、陸上運送の両部門については国内外で好調だった。航空貨物運送部門は緊急輸送需要の低下と海上輸送へのシフトで前年同期を下回った。

通期業績予想は据え置き、売上高が800億円、営業利益が57億円、最終利益が40億円を見込む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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