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玉井商船2Q決算、円安で運賃増加し増収増益

2022年11月11日 (金)

財務・人事玉井商船が11日発表した2023年3月期第2四半期の連結決算は、売上高が前年同期比46.8%増の45億6100万円、営業利益が53.2%増の11億6500万円、最終利益が40.9%増の8億8000万円だった。燃料価格の上昇に伴い、バンカー・サーチャージが増加したほか想定よりも為替レートが大幅に円安に進行した影響で増収増益となった。

外航海運業は北米からの輸入穀物や南米からの水酸化アルミ、海外向けスラグの輸送を行い、運航採算の向上に注力して安定収益を確保した。マーケットの乱高下はあったものの、歴史的な円安が大幅な運賃増加につながった。内航海運業では、定期用船1隻による水酸化アルミなどの輸送を実施。所有船2隻に加えて、他社船1隻の定期賃船で安定収益の確保を図ったほか、船員を他社へ融通することで派遣業収入を得た。

通期業績は売上高が78億円、営業利益が18億円、最終利益が12億3000万円と前回予想を据え置いた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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