空飛ぶスイーツ実現へドローン湖上配送、eロボ社

▲実験で使用されたドローン（出所：eロボティクス）

ロジスティクスロボット開発を手掛けるeロボティクス（福島県南相馬市）はこのほど、大型産業用ドローンを使用して、湖上輸送により荷物を運ぶ実験を行った。

過疎地域での無人航空機を活用した物流実用化に向けた、国土交通省と環境省の連携した事業で、2021年度は電波干渉の影響で湖上横断を断念。22年度は機体の選定や通信方法などを見直して実施した。

茨城県かすみがうら市農村環境改善センター屋上・美浦村大山ヘリポート間の片道8キロを機体が往復し、5キロの模擬荷物を積載して13分間の飛行を成功させた。

今後は限定した飛行ルートで地域間の交流や地域課題の解決、新たな飛行ルートの開拓を予定。かすみがうら市や美浦村の特産品を加工してドローン配送する「空飛ぶスイーツ」のクラウドファンディング事業を計画する、としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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