日野自、23年3月期純損益は赤字550億円の見通し

財務・人事日野自動車は2日、エンジン認証不正問題の影響で公表を見送っていた2023年3月期の連結純損益について、550億円の赤字になるとの見通しを示した。この日発表した23年3月期第3四半期連結決算のなかで明らかにした。

また、不正問題に絡んでリコール費用や顧客への補償、排ガス・燃費に関する税制優遇の追加納付費用のため、特別損失284億7400万円を計上したことも公表した。

23年3月期第3四半期連結決算に関しては、売上高が前年同期比3.8％増の1兆1103億7700万円、営業利益が48.6％減の256億3500万円、純損益が237億2100万円の赤字（前期は188億3600万円の黒字）だった。海外市場はASEAN（東南アジア諸国連合）を中心にトラックとバスの需要が回復基調で、海外売上台数は前年比プラスで着地した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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