SBSHD、IT戦略・インフラ強化へ組織変更

財務・人事SBSホールディングス（HD）は15日、ことし4月1日付の組織変更を発表した。「ITソリューション推進部」と「グループITインフラ統括部」を新設する。これまでグループ会社単位で取り組んでいたIT戦略とインフラを統一し、加速させる。

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発表によると、ITソリューション推進部は、 グループ会社や各部門のITソリューションニーズに応えるIT戦略の統一的な窓口となる。グループITインフラ統括部は、最適なITインフラ・サービスを提供するグループ共通の機能を担う。これまでのグループ共通インフラ推進部を母体に、情報システム1部と2部のインフラ関連機能、セキュリティー推進機能などを集約する。

SBSHDは組織変更の目的について「事業成長を支える最適なITソリューションを提供し、ITサービスの提供価値を高めるため」と説明している。同社広報によると、SBSグループには、もとはエレクトロニクス企業の傘下にあったSBS東芝ロジスティクスやSBSリコーロジスティクスをはじめ、M&A戦略によってグループ入りした企業が多いため、IT戦略も各社それぞれで取り組んでいた面があった。それを一本化し、強力に推進することにした。

SBSはEC（電子商取引）プラットフォーム（PF）を構築するなど、EC事業への本格参入をグループ横断プロジェクトとして進めている。新組織が中心となって、土台となるITインフラのフォーマットをグループで統一する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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