ドローン配送のTOMPLA、技術研究院と協業

▲ITRIのドローンポート（出所：TOMPLA）

ロジスティクスドローン配送の立ち上げ支援を手掛けるTOMPLA（トンプラ、新潟市中央区）は23日、ドローンポートの開発を強みとする台湾・工業技術研究院（ITRI）と協業する基本合意に達したことを発表した。今後、両社は国内でドローン配送に求められる機体、ドローンポートの提供に向けた導入検討を開始する。

すでに国内でもドローン配送のサービス化に向け、全国で実証実験が行われており、トンプラもドローン配送の都市域でサービス化することを念頭に、新潟市や神戸市などで実証を重ねてきた。

工業技術研究院と協業について基本合意に達したことについて、トンプラは「ドローンポートだけでなく、配送用ドローンの開発ノウハウや政府系研究機関として保有する開発施設や設備体制は、今後の日本のドローン配送やスマート物流を加速する上で重要なパートナーになると考えられる」と期待。

今後は国内ドローン配送のサービス化に向け、（1）日本市場での配送ドローンの提供に向けた協働（2）レベル4飛行（第三者上空目視外飛行）でのUAS（無人航空機システム）開発に向けた協働――に取り組む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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