運送業で多様な人材雇用、LGBT講習を開催｜短報

環境・CSR百貨店向けの納品代行事業を手がける橋場（東京都港区）は1日、社内で性的少数者への理解を深めるLGBT講習を実施したと発表した。元女子サッカーリーグ・なでしこリーグ所属の選手で、現在は男性として生きる3人組ユーチューバーの「ミュータントウェーブ」が登壇し、20～50代の従業員にLGBTの基礎知識や経済影響などをレクチャーした。

▲LGBT講習の様子（出所：橋場）

同社では、女性雇用の促進や、経験の有無ではなく人間性を評価しての採用を促進しており、組織の若返りや教育制度などの組織改革を行っている。同社の橋場基則社長は「性別や国籍を理由に優秀な人材を逃すのは大きな損失だ」とし、「物流が必要とされ、注目されているこの時代だからこそ変化に投資をしなければならない。そのなかでも『人』への投資は必須だ」と語った。

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