物流環境大賞、LNGフェリーさんふらわあに大賞

▲「さんふらわあくれない」（出所：商船三井）

認証・表彰日本物流団体連合会は7日、第24回物流環境大賞の受賞者を発表した。大賞を受賞したのは、フェリーさんふらわあ（大分市）による「日本初のLNG燃料フェリー『さんふらわあくれない』大阪別府航路へ就航」。

大賞に輝いたフェリーさんふらわあは、LNGと重油それぞれを燃料として使用できる『さんふらわあ　くれない』を大阪別府航路で就航させ、LNG燃料使用による硫黄酸化物（SOx）排出量はほぼ100％、窒素酸化物（NOx）排出量は85％、CO2排出量は26％削減するなど、同社を含む商船三井グループの環境負荷低減の取り組みが評価された。

なお、表彰式は27日に第一ホテル東京で開催される。その他の主な受賞者は次の通り。

■低炭素物流推進
北海道ロジサービス「持続可能な『北海道のライフライン』物流ネットワークの構築」

■サステナブル活動賞
AGCロジスティクス、諸星運輸、名鉄運輸「RFIDを活用したパレット回収物流システムの構築」／SBS東芝ロジスティクス、東芝ホクト電子「工業用マグネトロンDFLアプローチによるサステナブル包装の取り組み」

■先進技術賞
クリンペット・ジャパン「圧縮梱包による物流の効率化を図る」／三井倉庫ホールディングス「グローバルサプライチェーンにおけるCO2排出量可視化サービスの開発」

■日本物流記者会賞
霧島酒造、ニチレイ・ロジスティクス九州「焼酎製造副産物のリサイクル活動における共同スキームの構築を通じたカーボンニュートラルへの貢献」

その他、特別賞に23件が選定されている。

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