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郵船ロジ、豊田通商がSAF航空貨物輸送を利用開始

2023年7月4日 (火)

環境・CSR郵船ロジスティクスは3日、豊田通商と、SAF(持続可能な航空燃料)を利用した航空貨物輸送サービス「Yusen Book-and-Claim」の利用契約を7月1日に締結したと発表した。

「Yusen Book-and-Claim」は、顧客が郵船ロジとSAF利用契約を締結することで、同社保有するSAF割当量を使用できる航空貨物輸送サービス。政府機関、企業、団体などが参加する国際的な組織と温室効果ガス(GHG)排出量の算定と報告の基準であるGHG(温室効果ガス)プロトコルで定められた「スコープ3」でのCO2排出量を削減する。

サービスを利用した顧客には、CO2排出削減量証明書の提供もできる。同社によると、CO2排出削減量証明書を提供するスキームの構築は、日系フォワーダーでは国内で初の試みという。

豊田通商はグループで事業活動を通じたGHG排出量を削減し、2050年に実質的なカーボンニュートラル、2030年には2019年比で50%を削減する目標を掲げている。郵船ロジは、環境目標で「2050年までに顧客に提供する全サービスのネット・ゼロエミッション化」を掲げており、契約を通じて豊田通商の脱炭素の取り組みを支援する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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