トナミHD、東京・東村山市の物流会社を買収

M&Aトナミホールディングス（HD）は24日、東京都東村山市で一般貨物自動車運送業、倉庫業を手がけるウインローダーの株式を既存株主から61.3％譲受し、保有していた13.6％と合わせ74.9％の株式を保有する連結子会社としたことを発表した。

トナミHDは2024年3月末までの中期経営計画で新たな経営ステージを目指すとして「業務資本提携やM&A」の積極展開を掲げており、今回の動きもその一環だ。

ウインローダーは東京西部の三多摩地域でトラック輸送と倉庫事業を展開、地域密着型の物流サービスを提供している。これまでもトナミグループの同地域の配送を担っていたが、連結子会社となったことでウインローダーの実運送力をこれまで以上に生かすことにつながり、経営基盤の強化と事業規模の拡大に資することが期待されるとし、株式取得に至ったとしている。

同社の直前事業年度の売上高は8億9000万円。トナミHDは今回の連結子会社化を機に、グループインフラをはじめとする経営資源の連携や情報システムの共有など協業化を推進し、生産性の向上を図るとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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