楽天、千葉県市川市に新物流拠点を開設

ロジスティクス楽天は6日、物流サービスの機能強化と規模拡大を図るため、2014年初旬をメドに、千葉県市川市に新たな物流拠点「楽天フルフィルメントセンター」（RFC）を開設する、と発表した。

新RFCは、GLプロパティーズと三井不動産が共同開発中の大規模マルチテナント型物流施設「市川塩浜プロジェクト」に開設する。

延床面積は4.2万平方メートルで、インターネットショッピングモール「楽天市場」をはじめとしたEコマース事業で、東日本をカバーする物流の戦略的拠点として運営していく。

また、楽天が子会社化を予定しているフランスの大手物流事業者「アルファ・ダイレクト・サービシズ」（ADS社、ボーベー）が持つ物流技術、ノウハウの導入を検討。

Eコマースビジネスの物流に関する全工程を最適化し、楽天市場の出店店舗に対する総合フルフィルメントサービス「楽天スーパーロジスティクス」のサービス品質も向上させる。

施設は、計画延床面積12万1000平方メートルの5階建てマルチテナント型物流施設で、12月着工、来年12月に竣工する。

■千葉県市川市の新物流拠点の概要
所在地：千葉県市川市
賃貸面積：4万2000平方メートル（1万3000坪）
開設時期：2014年初旬