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YKK AP、埼玉・加須に先進物流拠点を開設

2023年9月28日 (木)

▲ESR加須ディストリビューションセンター2外観(出所:YKK AP)

拠点・施設住宅建材メーカーのYKK AP(東京都千代田区)は28日、首都圏エリアに向けた住宅用商品の供給体制を強化するため、埼玉県加須市の「ESR加須ディストリビューションセンター2」内に、物流拠点「首都圏DC」を開設し、10月2日から稼働すると発表した。

構内作業では棚搬送型ロボットを導入し、ロボットが作業者の場所へ在庫保管棚を運ぶGTP(Goods To Person)システムを運用。定位置にいながらのピッキングと100トラック方面の仕分けを一度に実施することで作業の省人・省力化を図る。

従来、1都7県の首都圏エリアへの供給は、全国各地の製造拠点や物流拠点から商品を輸送していたが、保管型物流拠点である首都圏DCを首都圏エリア内に開設することで、トラックドライバーの夜間・長距離輸送の回数削減する。

また、アイテム別や納期別など、細分化した需要予測に基づき適正在庫を管理することで、リードタイム別に適切な輸送方法を選択し、輸送距離700キロ以上は輸送方法をトラックから鉄道や船舶に転換するモーダルシフトを推進。2025年度のCO2排出量の30%削減(22年度比)を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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