米XPO、破産した運送業イエローの28拠点を取得

国際アメリカの大手混載輸送会社XPOは12日、ことし8月に破産申請したトラック輸送大手イエローコーポレーション（アメリカ）が運営していた28の施設について、デラウェア州の破産裁判所から取得を承認されたと発表した。XPOは26施設を購入、他の2施設は既存のリースを引き継ぐ予定で、ことし末までには取引が完了する。

XPOのマリオ・ハリックCEO（最高経営責任者）は、「今回の施設取得は、貨物輸送能力の拡大や雇用創出に寄与する一世一代の機会だ。主要な拠点を統合してネットワーク効率を向上させ、次の10年の成長を促進する」と話した。

取得する施設はアトランタ、ブルックリン、コロンバス、グリーンズボロ、ヒューストン、インディアナポリス、ラスベガス、ミネアポリス、ナッシュビル、ポートランド、中央ペンシルベニアなど、貨物輸送需要が増加しているエリアの一等地にあり、XPOの全国ネットワークを補完する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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