【四半期決算】丸運2Q、素材関連貨物が回復

財務・人事【平成23年3月期第2四半期連結業績】
社名：丸運
売上高：241.8億円（3.5％増）
営業利益：6.0億円（14.9％増）
経常利益：6.1億円（16.4％増）
四半期純利益：3.3億円（31.6％減）

貨物輸送部門は、国内の設備投資が低調で重量品などの落ち込みがあったものの、非鉄金属を中心とした素材関連貨物などが回復したことから、売上高は前年同期に比べ2.5％の増収となった。

液体輸送部門では、ガソリンなど石油製品や化成品の需要が前年同期を上回ったことにより輸送量が増加。国際物流部門は、急激な円高や米欧経済の減速があったものの、輸出入貨物の新規、既存顧客に対する営業拡大に努めた結果、IT関連に使用される電子材料の航空貨物などが増加したことから、22.0％の増収となった。

四半期純利益は、投資有価証券評価損などの特別損失の発生や繰延税金資産増加に伴う法人税などの軽減効果の減少により、31.6％の減益となった。