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CRE、阪急阪神不動産とベトナムで物流倉庫竣工

2024年1月31日 (水)

拠点・施設阪急阪神不動産とシーアールイー(CRE)は31日、シンガポールのセムコープデベロップメントと共同でセムコープインフラサービスに出資し、ベトナム中部のVSIPクアンガイ工業団地とVSIPゲアン工業団地内に物流倉庫「セムコープロジスティクスパーク(クアンガイ)」と「セムコープロジスティクスパーク(ゲアン)」を竣工させた。運営する物流倉庫は、ベトナム北部の竣工済物件を含め、計10棟、総賃貸面積は13万平方mになる。

 
▲セムコープロジスティクスパーク外観、左からクアンガイとゲアン(出所:CRE)

両物件は、製造業の進出が活発なベトナム中部に位置し、高さ9m、床荷重2.0トン/平方m、1区画あたりの電力容量300kV、機械換気設備の設置など、高い汎用性を備えた倉庫仕様を採用している。賃貸面積は3000-5000平方mで、各区画には200-300平方mの事務所スペースがある。また、トラックバースにドックレベラーを設置し、全館でLED照明を使用するなど、環境配慮とセキュリティー対策にも力を入れている。

これらの物件は、ダナン港・ダナン空港やクアロー港・ビン空港とのアクセスが良好で、広域物流拠点として最適な位置にある。特に「セムコープロジスティクスパーク(ゲアン)」は、ハノイ市とゲアン省を結ぶ高速道路の開通により、物流拠点としての魅力がさらに高まっている。

▲物件アクセス(クリックして拡大)

セムコープ ロジスティクスパーク(クアンガイ)
【敷地面積】6万100平方m
【建物構造】1階建
【棟数】3棟
【賃貸面積】3万3600平方m
【着工】2022年12月2日
【完成】2023年10月21日
セムコープ ロジスティクスパーク(ゲアン)
【敷地面積】6万8200平方m
【建物構造】1階建
【棟数】3棟
【賃貸面積】3万9400平方m
【着工】2022年12月2日
【完成】2023年12月27日

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LOGISTICS TODAY編集部
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