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運送業の繁忙期での自家用自動車利用規定を改定

2024年2月29日 (木)

ロジスティクス国土交通省は、「年末及び夏期等繁忙期におけるトラック輸送対策について」の一部改正案について公表した。

これまで、輸送需要が増大し、事業用自動車だけでは対応が難しい年末や夏期などの繁忙期に限り、貨物自動車運送事業の許可を持つ事業者が安全指導を行いつつ、「年末及び夏期等繁忙期におけるトラック輸送対策」として、自家用自動車の活用を例外的に許可してきた。自家用自動車を用いた有償貨物運送が安全性や法令順守の観点から問題がないことが確認されたことから、現行の通達を改正し、有償運送の許可の対象期間を見直し、利用者ニーズに応える質の高い輸送サービスの提供を目指す。

改正案では、自家用自動車の有償運送が可能な期間を、春、夏、秋、年末の繁忙期に限定せず、通年で1車両あたり最大90日の稼働を選択できるように変更する。この変更により、通達の名称も「ラストワンマイル輸送等への輸送対策としての自家用有償運送の許可に係る取扱いについて」(仮称)に改める予定。通達の発出は3月、施行は2025年1月を予定している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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