日本通運、国際貨物で環境負荷の低いリユース梱包材

ロジスティクス日本通運は9日、新たな国際輸送サービス「プロテクトBOX GLOBAL」の提供を開始したと発表した。「プロテクトBOX」は2019年に国内向けに採用。軽量かつ耐久性のあるテクセル素材を使用しており、繰り返し利用可能で環境負荷が低い。このBOXは国内外の輸送において使用され、ストレッチフィルムやエアキャップなどの梱包資材の使用量を削減することでコスト削減が可能である。特に清水化学の食品原料輸送で評価されている。

（クリックで拡大、出所：NIPPON EXPRESSホールディングス）

「プロテクトBOX GLOBAL」は、国際輸送にも対応し、広島から台湾への海上輸送で利用されている。輸送距離や輸送時間が長くなる国際輸送では、貨物の取り扱い回数が増えるため、貨物の汚破損リスクも高まるが、プロテクトBOXならしっかりと貨物を保護できる。組み立てた状態では2段重ねが可能であり、耐久性があり反復利用が可能なため、ゴミの発生も抑えられる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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