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財務・人事ニデックが23日発表した、2025年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比14.8％増の6481億6600万円、営業利益が同0.1％増の602億5900万円、最終利益が12.5％減の560億4400万円と増収最終減益となった。
同社は2030年に売上高10兆円を目指しており、最先端AI（人工知能）関連市場をはじめとした幅広い領域での事業成長を図っている。具体的には、生活家電、空調やエレベーターなどの商業設備、発電機、エネルギー貯蔵システム、データセンター、工作機械・プレス機、車載部品、電動バイクの分野などに注力する。
地域戦略としては、将来成長が期待されるインドを重点的に開拓。集合拠点の設置で機械産業での事業成長を図るとともに、グループのグローバルなソフトウエア開発拠点も設立し、現地の豊富なIT人材を生かした開発を推進していく。
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