テイ・エステック、メキシコに新たな製造拠点

荷主テイ・エステックは27日、メキシコに新会社を設立すると発表した。

競合環境が厳しくなってきたことから、北米の複数の拠点で行っている四輪車用シート部品の製造を新会社へ集約し、競争力の向上を図る。

同社グループではこれまで、北米地域の収益改善策として、四輪車用シートフレームの内製化、トリムカバー製造のメキシコ拠点への集約、受注台数に見合った要員体制の見直しなど、収益体質の改善に取り組んできたが、これらの取り組みをさらに強化するもの。

新会社は、同国グアナファト州で4月に設立し、来年10月をメドに43億円を投じ、敷地面積15万平方メートルの用地に工場を建設する。