調査・データ国土交通省関東地方整備局は7日、横浜港本牧ふ頭の4つのコンテナターミナル(BC1、BC2、D1、D4)で、CONPASシステムの試験運用を16日から29日まで実施することを発表した。
CONPASは、ゲート前混雑の解消やコンテナトレーラーの滞在時間の短縮を目的とし、コンテナ物流の効率化を図るシステム。今回の試験運用では、予約しても来場せずにキャンセルもしない「すっぽかし」に対してペナルティを導入。すっぽかし1件につき1ポイントが加算され、累積ポイントが15に達すると、3営業日間CONPASの利用が制限される。このペナルティの導入により、コンテナターミナルの利用効率向上と計画的な運用を目指す。
CONPASは、予約システムを導入しトレーラーの来場時間を分散させるほか、事前荷役の効率化を通じて物流の生産性を向上させることを目指している。また、港湾の制限区域の出入りに必要なPS(ポートセキュリティー)カードの活用によりゲート処理を効率化し、ドライバーの誤入力防止やセキュリティー向上にも寄与する。
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