パーソルグループ、ドローン配送の実証調査を実施

▲実証調査の様子（出所：パーソルビジネスプロセスデザイン）

調査・データパーソルビジネスプロセスデザイン（東京都港区）は27日、国土交通省より「令和6年度スマートアイランド推進実証調査業務」を受託し、新潟県佐渡市、粟島浦村、新潟市にてドローン運用の社会実装に向けた調査を11月5日、6日に実施したことを発表した。

IoT技術を活用したドローンによる配送実証を通じて、地域特性に合わせた地元の魅力あふれる特産品の鮮度を保ちながら迅速に顧客に届け、実際の配送を行った場合の効果検証により地域経済の活性化を支援する。

今回実施した実証は、佐渡島と粟島から本土へのドローンによる高速発送、新潟から都内へは上越新幹線を活用した荷物輸送サービス「はこビュン」を活用するマルチモーダル長距離高鮮度直送の検証。粟島と本土間で離島の特産品などの配送を行い、同時に粟島周辺の定置網や養殖場の監視を行う。特産品輸送と海上監視のデュアルユースの実現可能性を検証を行った。また、今年度中には佐渡島島内の高地キャンプサイトへの港からの高低差のある場所での直送や、災害時を想定した防災備品の配送などを検証を実施予定。

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LOGISTICS TODAY編集部
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