中国運輸局、新広運輸に14日間の事業停止命令

ロジスティクス中国運輸局は4日、広島県江田島市の運送会社「新広運輸」に対し、14日間の事業停止命令を行った。

新広運輸所属のトラックが、2011年10月14日に島根県雲南市で酒気帯び・あて逃げ事故を引き起こし、翌12年2月15日には広島県竹原市で酒気帯び・信号無視違反があったとして、島根県と広島県の公安委員会から道交法に基づく通報があり、これを受けて広島運輸支局が同社を監査した。

監査の結果、運転者に対して過労運転を防止するための措置が適切に行われていなかったなど15項目にわたる違反が確認されたため、14日間の事業停止命令と延べ371日間の車両の使用停止処分を行った。