調査・データ求人情報サイトを運営するディップは18日、今年11月の3大都市圏での派遣求人平均時給を公表した。全職種の平均は1588円で、前年同月比で3円増えたものの、前月比では7円減となった。
同社が運営する求人情報サイト「はたらこねっと」に掲載された「一般派遣」と「紹介予定派遣」の求人データをもとに、募集時の平均時給を集計した。派遣・紹介予定派遣の求人件数は約19万3000件で、前年比24.9%増、前月比では8.7%減となった。
エリア別にみると、関東は1674円で最も高く、前年同月比2円増、前月とは変わらなかった。東海は1433円で前年同月比31円増、前月比19円減。関西は1466円で前年同月比19円減、前月比24円減だった。
職種別では、「IT・エンジニア系」が2313円と最も高かったが、前年同月比で54円減少した。前月比では20円増だった。
「工場・軽作業・物流・土木系」は1385円で前年同月比32円増、前月比11円増となり、先月に続いて過去最高の時給を更新した。また、販売・営業・飲食・サービス系の1528円(前年同月比29円増、前月比6円増)も過去最高だった。
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