鴻池運輸3Q、物流部門は子会社連結などで増収増益

財務・人事鴻池運輸が14日発表した、2025年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比9.6％増の2584億2000万円、営業利益が同34.5％増の178億2300万円、最終利益は61.2％増の138億円だった。

国内物流事業の売上高は5％増の428億9800万円、セグメント利益は20.2％増の31億900万円だった。食品関連（定温）における取扱量の増加や適正価格への変更や生活関連（物流）における通販品の取扱量の増加により増収。利益は増収効果に加え適正単価の収受および業務効率化などにより増益となった。

国際物流事業の売上高は20.4％増の517億4900万円、セグメント利益は46％増の34億800万円だった。航空貨物運賃市況の回復や米国冷凍冷蔵倉庫などでの取扱量の増加、メキシコやカナダでの子会社の連結化により増収。利益は同じく取扱量の増加や新規連結の効果などにより増益となった。

通期業績は直近と変わらず、売上高が前年比10.1％増の3470億円、営業利益が同29.2％増の215億円、最終利益は45.4％増の165億円と増収増益を予想する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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