久世福商店の産直ECサイト、全国優秀生産者を表彰

環境・CSRサンクゼールは2月27日、同社が運営する久世福商店が、2月26日にオンラインで「第4回たびふくカンファレンス」を開催し、優れた取り組みを行う地方の生産者を表彰したと発表した。同カンファレンスは、産直型オンラインショップ「旅する久世福e商店」に出店する全国の生産者が成功事例を共有し、地方創生への貢献を促進する目的で毎年実施されている。

今回の表彰では、最優秀店舗賞に北海道上士幌町の須田農場と愛媛県八幡浜市のみかんの花が選出された。須田農場は、寒冷地ならではの土壌改良を60年間続け、ジャガイモ「熟成きたひめ」や「寒締めほうれんそう」などの高品質な農産物を生産。地元の郵便局と連携し、北海道からの配送ながら手頃な価格で提供する体制を構築した。一方、みかんの花は、冷凍みかんの販売を通じて売上を大幅に成長させ、国際認証の取得や農業ドローンの導入など、持続可能な農業経営にも注力している。

また、優秀店舗賞として、長野県小布施町の川上農園、岡山県井原市美星町の美星コメットファーム、島根県松江市の島根Fラボの3事業者が表彰された。川上農園は、農薬や化学肥料を使用せず高品質なぶどうやりんごを生産し、国内外の高級ホテルへジュースを供給。美星コメットファームは、限界集落における農業の活性化に取り組み、耕作放棄地を活用して若者が憧れる農業を推進している。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

LOGISTICS TODAY編集部
メール：support@logi-today.com