メディアフラッグ、ROIの完全子会社化合意を撤回

イベントメディアフラッグは26日、ROIを完全子会社化する基本合意を撤回すると発表した。代わって業務提携を行う。

メディアフラッグとROIは、それぞれが提供しているソリューションを組み合わせて流通・小売業に対する新たなソリューションを開発・提供するため、今月2日付でメディアフラッグによる完全子会社化に基本合意したと発表していた。

しかし、その後の協議で経営統合に向けた両社の考えが合意に至らず、基本合意をいったん撤回することにしたもの。

資本的な統合は撤回することとなったが、両社は「業務上のシナジーが確認できた」として、業務提携を行うことを決めた。

具体的には、メディアフラッグがROIのメーカー向けプロモーションサービス「ファンくるショッピングモニター」「ファンくるサンプリング」や、店舗改善サービス「ファンくる成果発表会イベント支援」を販売するほか、相互に顧客を紹介しあう。

メディアフラッグでは「今後も経営統合協議を継続する」としている。