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DHL、ブルンジへ移動式心臓クリニック輸送

2025年4月11日 (金)

(出所:DHL)

メディカルDHL(ドイツ)は10日、世界初の小児向け移動式心臓クリニックをブルンジに輸送したと発表した。ドイツのNGO(非政府組織)「キンダーヘルツェン」と提携し、先天性心疾患(CHD)の子どもたちの命を救う心臓血管手術を提供する。

移動式心臓クリニック「MOHKI」は、医療サービスが行き届いていない地域に専門的な治療を提供し、手術室、集中治療室、医療用品・機器、ソーラーパネルなどのインフラを備えた20フィートコンテナ14台で構成されている。2024年には、MOHKIのチームはエルサルバドルで24件の心臓手術を成功させた。今回アフリカでは初の取り組みとなり、ブルンジで2週間の手術と5日間の術後ケアを行い、手術後の子どもたちはMOHKIの集中治療室と看護病棟で医療を受けた後、退院するか、カメンゲス病院の母子センターに移送されることとなる。

DHLが広範な物流ネットワークを活用し、救命医療を必要とする人々に物資を安全かつ迅速に輸送する。ほかのアフリカ諸国でも専門的な循環器系医療が必要とされており、このプロジェクトは6月に予定されている次のミッションを含め、今後も拡大していくことを計画している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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