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マースク、セネガルに西アフリカの物流ハブ開設

2025年4月21日 (月)

▲倉庫外観(出所:APモラー・マースク)

拠点・施設APモラー・マースク(デンマーク)は17日、セネガル・ダカールに最新鋭の倉庫施設を開設したと発表した。同施設は西アフリカのサプライチェーンを強化するための統合物流ハブとして機能し、国内での物流効率向上のみならず近隣諸国への越境輸送も容易にするとしている。

同施設は7036パレットを収容できる5100平方メートルの屋内保管スペースに加え、500平方メートルの屋外保管スペースを備え、日用消費財、小売商品、ライフスタイル製品、テクノロジー製品など幅広い商品を扱う。さらに従来の保管機能に加え、パレット積載、注文処理・管理、配送、ラベル貼付、梱包、パレットカスタマイズなどの機能を持ち、ワンストップアプローチにより業務効率化と簡素化を実現する。

(出所:APモラー・マースク)

倉庫には倉庫管理システム(WMS)と電子データ交換(EDI)機能を通じて最先端のテクノロジーが組み込まれており、顧客にリアルタイムの取引の可視性や追跡などを提供。また脱炭素化に向け倉庫の60%が太陽光発電で稼働し、電動のマテリアルハンドリング機器を活用する。安全対策としては、後方カメラと歩行者センサーを備えたフォークリフト安全システム、消防設備、現地の規制と国際基準の両方に準拠したCCTVカメラ監視による24時間体制のセキュリティーが整備されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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