日本ロジテム、25年3月期は増収減益

財務・人事日本ロジテムは15日、2025年3月期の連結決算を発表した。

営業収益は前期比4.8％増の660億100万円、営業利益は同20.8％増の12億2800万円、最終利益は同7.7％減の4億6100万円と減益となった。

貨物自動車運送事業は、売上高が前期比4.5％増の259億8000万円で、セグメント利益は5.7％増の19億5700万円。新規得意先の獲得やスポット輸送需要の取り込みが奏功。最終利益が減少した主な要因は、収益性が低下した事業所等に関する固定資産の減損損失を特別損失に計上したことによる。

センター事業は、売上高は前期比9.9％増の157億3500万円、セグメント利益は同2.2倍の9億6300万円。冷凍冷蔵食品の物流センター業務開始や倉庫内作業の効率化が進展した。

アセット事業は、売上高は前期比3.1％増の174億9200万円。セグメント利益は14.4％減の8億9900万円。保管面積拡大とともに、営業活動の強化により新規顧客を獲得したため増収となった。

2026年3月期の連結業績予想は、営業収益は前期比6.8％増の705億、営業利益は同22.7％減の9億5000万円、最終利益は同8.4％増の5億円を見込んでいる。既存事業の収益改善効果を見込むものの、拠点の新規立ち上げに伴う費用先行や人件費・システム関連費用の増加により減益を予想している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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