日通、国内航空貨物向け送り状大量発行システム

サービス・商品日本通運（東京都千代田区）は2日、同社の国内航空貨物ウエブサービス「そらねっと」で、手軽に送り状を大量発行できる新機能「そらS-Printer」を5月30日にリリースしたと発表した。パソコンが1台あれば、出荷作業の効率化を図れる。

日本通運は、国内航空輸送の送り状発行、集荷依頼、配達状況の確認などをウェブ上で簡単に行えるサービス「そらねっと」を運用しているが、現行のそらねっとの送り状発行機能は、少量出荷を対象とし、一度の送り状発行件数が100件までという制約があった。

また、大量出荷用のシステム「S-Printer」もあるが、専用ソフトが必要で、導入のハードルが高いという課題があった。このため、そらねっとに、大量出荷を行う利用客にも対応できる新機能「そらS-Printer」を追加することになった。新機能はそらねっとのIDとパスワードがあれば、すぐに利用でき、パソコン1台で送り状の発行からトレース検索まで、出荷物を一括管理できる。

クラウド型システムのため、保守やメンテナンスも容易で、出荷作業場所から離れていても送り状を発行できるほか、ウェブ上で大量出荷、出荷のデータを取り込める。

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LOGISTICS TODAY編集部
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