福山通運、協力会社向け運送保険開始

サービス・商品福山通運（広島県福山市）は2日、協力会社向け求荷求車サービスの運送保険「セーフティ700」の受付を開始したと発表した。

同保険は、ドライバー不足による配送コストの高騰が深刻化する中、協力会社に対して運送保険への加入を義務付けているものの、輸送する商品の価格帯によっては保険料が加入の障壁となるケースに対応するため開発された。保険料は1作業・1車両につき700円と低価格に設定しながら、受託貨物1億円、第三者賠償（対人）1000万円（対物）200万円という高額商品の補償を可能にした。

近年、物流業界を取り巻く環境は大きく変化し、特にドライバー不足による配送コストの高騰が深刻な問題となっている。同社では「低価格ながら高額商品の補償が可能な保険」を新たに開発することで、より多くの協力会社に安心して加入してもらうとともに、安定した輸送体制の構築を図る。

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