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拠点・施設サンケイビル（東京都千代田区）は14日、同社の物流施設ブランド「SANKEILOGI」シリーズ初の冷凍冷蔵専用物流施設「SANKEILOGI春日部」（仮称、埼玉県春日部市）を着工したと発表した。
同物件は市街化調整区域である「庄和インター周辺地区」において、26年4月に区域指定が廃止される予定であるため、新規物流施設の開発が可能な最後のタイミングでの建設となる。建物計画は市場環境の変化と冷凍冷蔵ニーズの高まりを受け、冷凍冷蔵専用物流施設として開発することとなっており、入居企業を募集するにあたり、坪当たり8800円の倉庫賃料を設定している。
立地は国道16号に面し、国道16号と新4号国道の結節点「庄和インターチェンジ（IC）」の近くに位置している。敷地面積は5594平方メートル（1692坪）、延床面積1万2614平方メートル（3816坪）、貸床面積1万1233平方メートル（3398坪）。1階から4階各階に5度帯の冷蔵倉庫（荷捌）とマイナス25度帯の冷凍倉庫を配置。2階の冷凍倉庫は温度可変となっており、多様な利用方法に対応可能となっている。省エネ性能に優れた水冷式の冷却設備を実装し、入居テナントの運用コストを低減する。
竣工は27年3月末を予定している。
▲外観イメージ（出所：サンケイビル）
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