【年頭所感】全社員でグローバル化進める［鴻池運輸］

話題「昨年7月、安全・品質に対する新たな取り組みとして『安全品質向上委員会』を設置した。これは安全品質推進体制を確立するための制度を設けるとともに、トラブルの発生に至る原因とメカニズムを探り、類似のトラブル発生の防止をするための新しい組織だ。安全・品質は私たちにとって生命線そのものであり、この二つをしっかり確立できなければ得意先の信頼を失い、ひいては取引自体が停止してしまうことを肝に銘じ業務に取り組んでいく。

昨年6月に『グローバル化戦略室』を新設した。タイやフィリピン、バングラデシュなど、アジアを中心に展開する案件の事業化を進めている。また、グローバル人材の育成の一環として、人事研修制度をスタートした。日系企業の動向はここ2-3年で急激に変化し、新たな市場を求めて海外へと進出している。私たちもグローバル化を早急に実現しなければならない。その為には、新しい時代に対応できる人材の育成が不可欠だ。『世界へ』をキーワードに全社員でグローバル化を進めていく」（鴻池運輸、鴻池忠彦社長）