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ロジスティクス日本貿易振興機構（ジェトロ）は19日、エチオピア航空（エチオピア）と戦略的物流ハブ構想に関する協力覚書（MOU）を締結したと発表した。調印式は東京のジェトロ本部で行われ、ジェトロの石黒憲彦理事長とエチオピア航空のレンマ・ヤデチャ最高商務責任者が署名した。
▲協力覚書（MOU）の様子（出所：ジェトロ）
協力内容には、エチオピア航空のネットワークを活用した戦略的物流ハブの構築、保税倉庫やコールドチェーンなど空港機能の強化、持続可能な航空燃料（SAF）の導入、新空港建設での技術協力などが含まれる。
エチオピア航空は世界160都市以上、うちアフリカで60都市以上を結ぶ大手航空会社で、年間利用者1億1000万人規模の新空港建設計画（投資額50億ドル）も進めている。今回の連携は第9回アフリカ開発会議（TICAD9）の枠組みで実現したもので、日本企業のアフリカ進出支援や両地域間の経済協力強化に寄与する。
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